よちよち手話とは

よちよち手話とは、まだ言葉が上手く話せない赤ちゃんと簡単な手話やジェスチャーを使って「おてて」で会話をする方法です。

 

よちよち手話を使うといいこと
赤ちゃんの訴えていることが分かれば要求を満たしてあげられる。=赤ちゃんもママもイライラが減る!
☝お互い意思疎通ができれば育児も楽しく感じられるかもしれません。

目と目を合わせて語りかけに答えるので、こどもが「もっと伝えたい」という会話の楽しさを知っていく。
親子の絆を深めて、信頼感が倍増!
☝「人と話をするときは顔を見て」という基礎が出来ますよ。

指や手をたくさん動かすと脳神経の発達に刺激⇒ことばを習得するのにも効果的!

よちよち手話は日本の手話を元に手の形がグーとパーで簡単に表せるものになっています。

 

その理由は…

ベビーサインをおうちで取り入れる際、家族と赤ちゃんが伝わればジェスチャーでもアメリカのサインでも構わないとは思います。

このよちよち手話を考案した方(手話通訳者であり、特定非営利活動法人 生活支援サイン代表 近藤禎子さん)の考えでは、

ベビーサインに日本の手話を使えば、手話を覚え、サインや身振りで多くのことを伝えることができる体験をした子どもやその親、育児関係者が増え、街のどこでも簡単なサインが使える聴覚障がい者にも優しい社会になるのでは…

という想いから、よちよち手話を考案されたそうです。

また、簡単な手話を知っていると、ベビーだけではなくシニア(耳の聞こえづらくなった高齢者)とも会話ができるんですよ。(シニアサイン)

自分の両親や祖父母が耳が遠くなって音声での会話が難しくなったとき、サインを使って会話が出来るんです。

実際私は、祖母が耳が遠くなって筆談となったとき、手話(サイン)がとても役に立ちました。
お互い言いたいことが伝わるので、もどかしい想いをしなくて済みます。

もうひとつ、自閉症や発達障がいをもつお子さんが自分の気持を表現する手段にもなるんです。

私は学生時代、手話サークルに入っていて聴覚障がいのある方とお話したり、手話を勉強して手話検定インストラクタという資格も持っていました。

また、保育園で働いていた時は子どもたちの歌う手話歌の監修、児童館で働いていた時も、子どもたちと手話歌を発表したりして手話が身近にありました。

今は小学校の総合学習の時間でも手話を学ぶカリキュラムがあり、ますます日本の手話は多くの人の知るところとなってきています。

簡単なものでも手話が様々な人に広がれば、高齢者・聴覚に障がいがある方・赤ちゃんなど様々な人と会話が出来る、そのお手伝いが出来れば良いな、という思いから私はよちよち手話を学び、広げたいと思っています。

もちろん、赤ちゃんとのコミュニケーションに役立てればという想いでもあります。

よちよち手話をお伝えする際、手話検定インストラクタの経験から、そのサインがどのような由来でその形になったのかもきちんとおはなししますので、よりママも覚えやすいと思いますよ!

よちよち手話でおこさんと楽しくおててでコミュニケーションをとってみませんか?

 

私が講師として認定されたNPO法人生活支援サイン よちよち手話のホームページ⇓